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DLLのパス検索処理を改善するなどしてセキュリティを高めた「Explzh」v7.35が公開
自己解凍モジュールの自動更新にも対応
2016年7月13日 15:23
エクスプローラー風のファイル圧縮・解凍ソフト「Explzh」の最新版となるv7.35が、13日に公開された。今回のアップデートでは、セキュリティを高めるための改善がいくつか盛り込まれている。
まず、圧縮・解凍用DLLを読み込む際のパス検索処理を改善。“EXPLZH.EXE”の存在するフォルダーを検索パスから除外し、カレントフォルダーではなくシステムフォルダーにあるDLLを読み込むようにした。これにより、意図しないDLLを読み込んでしまうことがなくなる。これに伴い、自己解凍書庫モジュールや分割ファイル自動連結用モジュールもDLLの読み込み処理を改善したものへと差し替えられている。
さらに、自己解凍モジュールを自動更新できるようになった。これにより、自己解凍書庫を展開する際、常にセキュリティが確保された最新のモジュールが利用できるようになった。
「Explzh」は64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/10に対応しており、個人での非商用に限り無償で利用可能。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Explzh」
- 【著作権者】
- pon software
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人での非商用利用のみ、寄付歓迎。商用、法人利用は1,080円(税込み))
- 【バージョン】
- 7.35(16/07/13)