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スニペットとターミナルでの日本語入力をサポートした「Visual Studio Code」v1.4.0

Windows/Linux環境ではターミナルでのコピー&ペーストにも対応

「Visual Studio Code」v1.4.0

 米Microsoft Corporationは5日、マルチプラットフォーム対応のコードエディター「Visual Studio Code」の最新安定版v1.4.0を公開した。今回のアップデートは不具合の修正や技術的負債の削減に力が注がれており、新機能の追加はいつもより少ないが、それでもいくつかの興味深い機能が搭載されている。

 まず、エディター機能ではスニペットが利用できるようになった。スニペットを挿入するには、まずコマンドパレットで“>Insert Snippet”と入力しよう。すると、現在の言語モードに登録されているスニペットがサジェストされ、ドキュメントに挿入できるようになる。言語モードにスニペットを登録したい場合は、コマンドパレットで“>Preferences: Snippets”コマンドを実行して言語を選択すると、スニペットを記述しておくためのJSONファイルが表示される。

 また、スニペットは[Tab]キーで挿入することも可能。スニペットに設定した接頭辞を入力するとスニペットがサジェストされるので、選択して[Tab]キーを押せばよい。この機能は設定ファイルで無効化することも可能。

コマンドパレットから現在の言語モードに登録済みのスニペットを呼び出す
スニペットは[Tab]キーで挿入することも可能
統合ターミナルではIMEがサポート

 さらに、統合ターミナルではIMEがサポート。日本語・中国語・韓国語およびインドの文字を入力できるようになった。また、Windows/Linux環境ではコピー&ペーストがサポートされている。

 「Visual Studio Code」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、Windows版はWindows 7/8/10に対応する。現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。

ソフトウェア情報

「Visual Studio Code」安定版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 7/8/10およびMac/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.0(16/08/05)