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「Chromium」ベースのWeb開発者・テスター向けWebブラウザー「Blisk」が正式版に

機能の多くは有償プランへ移行される。1日30分までならば無償での試用も可能

「Blisk」v1.0.125.166

 Webデベロッパー・テスター向けに開発されたWebブラウザー「Blisk」v1.0.125.166が、10月30日に公開された。現在、本ソフトの公式サイトからWindows版とMac版がダウンロード可能。Linux版のリリースも計画されている。

 「Blisk」はWeb開発のスピードと品質、生産性を高めることを目的として開発された、Webデベロッパー・テスターのためのWebブラウザー。クロスプラットフォーム対応のオープンソースWebブラウザー「Chromium」をベースとしており、デスクトップとモバイルエミュレーターで閲覧した場合の表示を比較できるのが最大の特徴。そのほかにもデスクトップブラウザーとエミュレーターのスクロール同期、編集されたWebページの自動更新、スクリーンショット、スクリーンレコーダー、エラー通知、インスペクターなどの機能を備える。

 これまで本ソフトはベータ版という位置付けだったが、本バージョンから正式版として提供される。それに伴い、機能の多くは有償プラン“Professional(月額9.99米ドル)”へと移された。1日30分までならば、これまで通り無償で試用することも可能だ。

ソフトウェア情報

「Blisk」Windows版
【著作権者】
The Blisk Authors
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.125.166(16/10/30)