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Microsoft、「SQL Server 2016 SP1」を公開。Linux対応の次期バージョンも発表

次期バージョンは「RHEL」「Ubuntu」「SUSE」に対応。Mac環境+「Docker」でも

「SQL Server 2016 Service Pack 1」

 米Microsoft Corporationは16日(現地時間)、データベースサーバー「SQL Server 2016」のサービスパック「SQL Server 2016 Service Pack 1(SP1)」を公開した。Linuxに対応した次期バージョンのプレビュー版も公開されている。

 「SQL Server 2016 SP1」では顧客からのフィードバックに基づく機能改善が多く盛り込まれたほか、「SQL Server 2016 RTM CU3」までの更新プログラムがすべて含まれている。また、これまで上位エディションのみに制限されていた機能の多くが、“Standard”“Web”“Express”などの下位エディションでも利用できるようになった。

これまで上位エディションのみに制限されていた機能の多くが、“Standard”“Web”“Express”などの下位エディションでも利用できるように

 さらに、「SQL Server v.Next」と呼ばれる次期バージョンでは、Windowsに加えLinuxが正式にサポートされる。現時点でサポートされているディストリビューションは「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」と「Ubuntu」のみだが、将来的には「SUSE」もサポートされる予定。また、「Docker」を利用すればMac環境でも動作させることができるという。

ソフトウェア情報

「Microsoft SQL Server 2016 Service Pack 1 (SP1)」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
13.0.4001.0(16/11/15)