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「Wireshark」v2.2.3、任意のファイル・フォルダーが削除されてしまう脆弱性を修正
「Wireshark」の旧安定版v2.0.9も公開
2016年12月15日 14:09
Wireshark Foundationは14日、オープンソースで開発されているパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新安定版v2.2.3を公開した。今回のアップデートは不具合の修正とプロトコルサポートの更新がメイン。
なお、本バージョンではWindows版に影響する1件の脆弱性が修正されているので注意。脆弱性の内容は、特定条件下で任意のファイルやフォルダーが削除されてしまうというもので、最悪の場合、システムが破壊される恐れがある。
「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。また、Windows版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。
なお、同日付けで「Wireshark」の旧安定版v2.0系統にも新バージョンとなるv2.0.9がリリースされた。本バージョンでは、前述の脆弱性をはじめとするさまざまな不具合が修正されている。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/Server 2012 R2/10/Server 2016など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.2.3(16/12/14)
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