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NVIDIA、VRのパフォーマンスと品質を解析・測定するツール「FCAT VR」を無償公開

“Oculus Rift”と“HTC Vive”をサポート

「FCAT VR」

 米NVIDIA Corporationは15日(現地時間)、仮想現実(VR)デバイスのパフォーマンスと品質を解析・測定するツール「FCAT VR」を公開した。現在、同社の公式サイト“GeForce.com”から無償でダウンロード可能。

 「FCAT VR」は、ゲームの映像品質を測定するために同社が2013年にリリースしたツール「Frame Capture Analysis Tool(FCAT)」をベースに、VRの分析を行えるように拡張したもの。見かけのフレームレートではなく、VRを体験する上で大きな影響を受けるスタッター(カクつき)、ヒッチング(引っかかり)、レイテンシ(遅延)の測定を包括的に行えるのがポイントだ。

 「FCAT VR」は、パフォーマンス情報をキャプチャーするツール「FCAT VR Capture」と、キャプチャーしたデータをGUIで視覚化・分析できる「FCAT VR Analyzer」の2つからなる。特殊な外部キャプチャハードウェアを必要とせずに利用可能で、“Oculus Rift”と“HTC Vive”がサポートされている。

Introducing NVIDIA FCAT VR