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履歴画面にカレンダービューや統計機能を追加した「Vivaldi」v1.8が正式公開
選択テキストのドラッグ&ドロップでメモを作成する機能なども
2017年3月29日 17:26
ノルウェーのVivaldi Technologies ASは29日(日本時間)、Webブラウザー「Vivaldi」の最新版v1.8を正式公開した。今回のアップデートでは履歴画面が拡張され、閲覧履歴をさまざまな切り口で分析し、それをグラフィカルに表示できるようになった。
「Vivaldi」の新しい履歴画面(vivaldi://history)は、単に閲覧ページのタイトルとURLをリスト化するだけではない。キーワードによる検索はもちろん、カレンダービューを用いてその日訪れたサイトを振り返ったり、期間を指定して閲覧履歴を絞り込める仕組みになっており、以前に訪れたサイトを見付けるのが容易になっている。ブラウジング回数を日ごとに集計して折れ線グラフにしたり、リンクのタイプを分析して円グラフにしたり、よく訪れる上位ドメインをリストアップできるのも、自分の履歴を振り返る上で有用だ。
履歴画面で表示されるデータはあくまでもローカルで管理されており、Vivaldi社が情報を収集するようなことはない。プライベートデータを削除する機能も備わっており、履歴データを柔軟に管理できる。
また、この履歴データはサイドパネルでコンパクトに閲覧することも可能。履歴画面ほどではないものの充実しており、期間を指定して履歴を絞り込むことができる。
そのほかにも、Webページから選択テキストをドラッグ&ドロップすることでメモを作成する機能が追加。タブのミュート機能の強化も図られた。また、Windows版では自動更新をON/OFFする機能が追加され、アップデートを自分で管理できるようになっている。
「Vivaldi」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を利用して最新版へアップデートすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「Vivaldi」
- 【著作権者】
- Vivaldi Technologies AS
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(Windows版は64bit版を含むWindows 7以降)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.8.770.50(17/03/29)