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「Avira Software Updater」にドライバー更新機能が追加、ベータテストへの参加を募集

セキュリティリスクの大きいハードウェアドライバーを最新に保つ

「Avira Software Updater」(同社ブログより引用)

 独Avira Operations GmbH & Co. KGは10日(現地時間)、システムにインストールされているランタイムやアプリケーションを常に最新のバージョンに保つセキュリティツール「Avira Software Updater」に、ドライバーのアップデート機能を追加することを明らかにした。まずはベータテストの参加者に対して提供される。

 「Avira Software Updater」は、ソフトのアップデートの有無を自動でチェックし、最新版へ更新するプロセスを簡略化してくれるツール。「Adobe Flash Player」や「Adobe Reader」、「Dropbox」、「Java」、「Firefox」、「Skype」、「VLC media player」といった普及しているランタイムや人気のオンラインソフトがサポートされている。

 新たに提供されるドライバーのアップデート機能は「Avira Software Updater」に統合されており、サイドバーから簡単にアクセス可能。システムへの負荷を考慮して、ドライバーのスキャン処理は手動で行う仕組みになっており、古いドライバーが見つかると、それらを一括でアップデートできる。

 同社によると、ハードウェアのドライバーは一般のソフトよりも高い権限で動作するため、脆弱性が存在した場合のセキュリティリスクが大きい。また、最新のドライバーを利用することは、安定性やパフォーマンスの改善に役立つこともあるという。