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「Microsoft Edge」がタスクバーへのピン留めや全画面モード、EPUB注釈機能に対応

PC版「Windows 10 Insider Preview」Build 16215で一足先に体験

「Windows 10 Insider Preview」Build 16215の「Microsoft Edge」

 米Microsoft Corporationは8日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」のPC版Build 16215を、“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対してリリースした。本ビルドの「Microsoft Edge」では、タスクバーへのピン留めや全画面モード、電子書籍への注釈機能などが追加されている。

 最新版の「Microsoft Edge」では、設定メニューの[Pin this page to the taskbar]コマンドで閲覧ページをタスクバーへピン留めすることが可能。これまでも[スタート]画面へWebサイトをピン留めする機能がサポートされていたが、タスクバーへピン留めできるようになったことで、頻繁に開くサイトへよりすばやくアクセスできるようになる。

設定メニューの[Pin this page to the taskbar]コマンドで閲覧ページをタスクバーへピン留め

 また、[F11]キーによる全画面モードがサポートされた。設定メニューのボタンから全画面モードへ移行することも可能。マウス操作で全画面モードを解除したい場合は、画面右上隅へマウスカーソルを移動させると、解除ボタンへアクセスできる

[F11]キーによる全画面モードがサポート。設定メニューからも可能
マウス操作で全画面モードを解除したい場合は、画面右上隅へマウスカーソルを移動させると、解除ボタンへアクセスできる

 さらにEPUBビューワー機能では、電子書籍へ注釈を追加する機能が追加された。テキストを選択すると小さなツールバーが表示され、4色のハイライトと下線、メモなどを加えることができる。

電子書籍への注釈機能。選択テキストに4色のハイライトと下線、メモを加えられる

 そのほかにも、Web標準技術への対応強化、開発ツールの改善なども施されている。