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Mozilla Japanが組織名を“WebDINO Japan”へ変更 ~7月3日より活動を開始

Mozillaの公式支部という立場からは離れ、外部組織として活動の枠を広げる

一般社団法人WebDINO Japanの公式サイト

 一般社団法人Mozilla Japanは30日、組織名を7月から“一般社団法人WebDINO Japan(ウェブディノジャパン)”へ変更することを明らかにした。Mozilla Foundationとの連携は今後も継続するが、Mozillaの公式支部という立場からは離れ、外部組織として活動の枠を広げていくという。

 WebDINO Japanの名前は、Webの“Diversity (多様性)”、“Internationalization (国際化)”、“Neutrality (中立性)”、“Openness (公開性)”を表したもの。Web技術が発展のフェーズから活用のフェーズへと移ったことを承け、ソフトウェア分野以外の多様な領域でのオープンソース手法の活用拡大などを軸に、コンサルティング業務や技術開発支援、コミュニティ支援、教育・啓発活動等に注力するという。

 なお、「Firefox」日本語版の配布およびMozilla製品に関わる公式情報の提供は、米国Mozillaの公式サイト“https://www.mozilla.org/ja/”に引き継がれる。日本におけるMozillaのコミュニティ活動は、ポータルサイト“https://www.mozilla.jp/”を中心に行うとしている。