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“Skip Ahead”にも「Windows 10 Insider Preview」の最新ビルドが登場

“RS3_RELEASE”と“RS_PRERELEASE”、2つのブランチが併存する状態に

“Skip Ahead”とそれ以外の違い(同社ブログより引用)

 米Microsoft Corporationは8月31日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」のPC版Build 16353を“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対して公開した。本ビルドは「Insider Preview」の受け取り設定を“Skip Ahead”へ切り替えたユーザーにのみ配信される。

 「Insider Preview」の受け取り設定を“Skip Ahead”へ切り替えると、「Windows 10 Fall Creators Update(RS3)」ではなく、その次の機能アップデート(RS4)を受信することが可能。デスクトップ右下の透かしには“RS3_RELEASE”ではなく“RS_PRERELEASE”というブランチ名が表示されるようになるほか、同梱アプリのアップデートを“ストア”から入手できるようになる。

 執筆時現在、すでに“Skip Ahead”への切り替えは締め切られているようで、「設定」アプリから変更することはできない。「Windows 10 Fall Creators Update」が正式リリースされれば、“Skip Ahead”の設定は取り除かれ、すべての“Fast”リングユーザーに次期機能アップデートのブランチである“RS_PRERELEASE”が配信される見込みだ。

 なお、変更点は細かい機能修正が中心となっている。