NEWS(09/07/24 14:37)
電子地図サービス“マピオン”が「Firefox 3.5」の位置情報通知機能に対応
「PlaceEngine」などの外部ソフトなしにWebブラウザーだけで現在位置を表示可能
オンライン地図情報サービス“マピオン”を運営する(株)マピオンは24日、同サービスが「Firefox」v3.5の“位置情報通知機能”に対応したことを発表した。
位置情報通知機能とは「Firefox」v3.5で新たに搭載された機能で、IPアドレスや無線LANのアクセスポイント情報などから現在位置を割り出し、Webサーバーへ位置情報を送信できるというもの。すでに、“Google マップ”などの一部Webサービスで利用可能になっている。
“マピオン”ではこれまで無線LANのアクセスポイント情報から現在位置を特定できるソフト「PlaceEngine」と連携して、現在位置周辺の地図を表示する機能を提供してきたが、今回の対応により、「Firefox」v3.5のユーザーは「PlaceEngine」を利用しなくても、Webブラウザーだけで現在位置周辺の地図を表示できるようになる。
使い方は簡単で、Webページ上の[現在地]ボタンを押すだけ。利用時にはWebページ上部に情報バーが表示され、“マピオン”へ現在位置を通知することを許可するか確認されるので、そこで[許可]ボタンを押せば、地図が現在位置を中心とした表示へと切り替わる。