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Apple、「iOS 26.2」「iPadOS 26.2」を公開 ~既定のWebブラウザーを選ぶダイアログを追加
「WebKit」のゼロデイ2件を含む28件の脆弱性に対処
2025年12月15日 08:50
米Appleは12月12日(現地時間)、「iOS 26.2」「iPadOS 26.2」をリリースした。「Apple Music」やポッドキャスト、ゲームなどの機能強化に加え、不具合の修正やセキュリティ対策が行われている。
iOS 26.2
「iOS 26.2」における新機能と改善は、以下の通り。
- Apple Music
・“お気に入りの曲”プレイリストがホームタブの“ピックアップ”に表示されます
・ダウンロード済みの曲の歌詞は、インターネットに接続していなくてもオフラインで表示できます - ポッドキャスト
・今聴いているエピソードで言及されているほかのポッドキャストを、プレーヤーや文字起こしからリンクを使用して直接表示し、フォローできます - ゲーム
・ゲームライブラリでフィルタを使用すると、カテゴリやサイズなどでゲームを検索できます
・ゲーム内のチャレンジスコアバナーには、誰かが新たにトップに立ったときにリアルタイムの最新情報が表示されます
・BackboneやRazerなどのコントローラとの接続の対応が改善されています
また、Webブラウザーを初めて起動したときなどに、既定(デフォルト)のWebブラウザーを選択するダイアログが表示されるようになった。この設定はあとからでも変えることが可能だ。
既存機能の改善や問題の修正は以下の通り。
- ロック画面の時刻のカスタマイズにオプションが追加され、時刻の表示を調整して、Liquid Glassの素材の不透明度を上げたり下げたりできます
- リマインダーのアラームにより、緊急のタスクを常に把握できます。リマインダーをまだオフにできない場合のために、スヌーズやライブアクティビティにも対応しています
- AirDropコードにより、不明な連絡先との間でAirDropを使用する場合の確認手順が追加されます。受信者のデバイスにコードが表示され、転送を完了するには送信者がそのコードを入力する必要があります
- ホームアプリの複数のアクセサリをまとめてペアリングできる機能により、同じ設定コードを使用して、セット販売されている複数のアクセサリを簡単に登録できます
- “アクセシビリティ”設定の“フラッシュ通知”で、通知を受け取ったときにデバイスの画面を点滅させるかどうかも選択できるようになりました
- フリーボードの表にテキスト、画像、書類、および描画を含めることができ、内容に合わせてセルのサイズが調整されるため、無限のキャンバス上で構造をわかりやすく整理できます
- Apple Musicライブラリ内の先行リリースのアルバムがリリース時刻の直後に再生できない問題を修正しました
- “プライバシーとセキュリティ”設定で、企業の組織によって管理されていると誤って表示されることがある問題を修正しました
iPadOS 26.2
「iPadOS 26.2」では、「iPadOS 26」で導入された新しいウインドウシステムが強化。ドラッグアンドドロップジェスチャーでアプリウインドウをタイル表示にしたり、「Slide Over」ウインドウを作成したりできるようになった。「iOS 26.2」における改善も一部含まれる。
- マルチタスキング
・マルチタスクジェスチャにより、Dockからアプリアイコンをドラッグすることで、ウインドウを素早くタイル表示にしたり、アプリをSlide Overで配置したりできます - Apple Music
・“お気に入りの曲”プレイリストがホームタブの“ピックアップ”に表示されます
・ダウンロード済みの曲の歌詞は、インターネットに接続していなくてもオフラインで表示できます - ポッドキャスト
・今聴いているエピソードで言及されているほかのポッドキャストを、プレーヤーや文字起こしからリンクを使用して直接表示し、フォローできます - ゲーム
・ゲームライブラリでフィルタを使用すると、カテゴリやサイズなどでゲームを検索できます
・ゲーム内のチャレンジスコアバナーには、誰かが新たにトップに立ったときにリアルタイムの最新情報が表示されます
・BackboneやRazerなどのコントローラとの接続の対応が改善されています
以下の機能改善と不具合の修正も行われている。
- ロック画面の時刻のカスタマイズにオプションが追加され、時刻の表示を調整して、Liquid Glassの素材の不透明度を上げたり下げたりできます
- AirDropコードにより、不明な連絡先との間でAirDropを使用する場合の確認手順が追加されます。受信者のデバイスにコードが表示され、転送を完了するには送信者がそのコードを入力する必要があります
- リマインダーのアラームにより、緊急のタスクを常に把握できます。リマインダーをまだ完了にできない場合のために、スヌーズやライブアクティビティにも対応しています
- ホームアプリの複数のアクセサリをまとめてペアリングできる機能により、同じ設定コードを使用して、セット販売されている複数のアクセサリを簡単に登録できます
- “アクセシビリティ”設定の“フラッシュ通知”で、通知を受け取ったときにデバイスの画面を点滅させるかどうかも選択できるようになりました
- フリーボードの表にテキスト、画像、書類、および描画を含めることができ、内容に合わせてセルのサイズが調整されるため、無限のキャンバス上で構造をわかりやすく整理できます
- Apple Musicライブラリ内の先行リリースのアルバムがリリース時刻の直後に再生できない問題を修正しました
- “プライバシーとセキュリティ”設定で、企業の組織によって管理されていると誤って表示されることがある問題を修正しました
脆弱性の修正
また、本リリースはセキュリティアップデートでもある。
同社が公開したセキュリティ情報によると、修正された脆弱性はCVE番号ベースで28件。アプリが決済トークンにアクセスできてしまう問題、メモリ破損、「FaceTime」発信者の偽装、パスワード欄の開示、予期せぬアプリ終了、アプリによるルート権限の奪取、プライバシーデータ・機密データの漏洩などにつながる可能性がある。
なかでも「WebKit」における2件の脆弱性(CVE-2025-14174、CVE-2025-43529)には警戒が必要。悪意をもって作成されたWebコンテンツを読み込むだけでメモリ破損や任意コードの実行などにつながる可能性がある。特定の標的を絞った極めて高度な攻撃で悪用された可能性があるとの報告も寄せられており、一刻も早い対応が必要だ。
iPhone/iPadのアップデートは、基本的に自動で行われる。手動で行いたい場合は、「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェアアップデート]ページにアクセスすればよい。
















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