NEWS(09/07/29 17:10)
さまざまなメール送信ミスを抑止できる機能を搭載したメーラー「Eclair」v2.25.0
指定した条件に合致するメールの送信時にダイアログで警告
メール一覧・プレビューをタブで切り替え表示できるメールソフト「Eclair」の最新版v2.25.0が、28日に公開された。最新版の主な変更点は、ビジネスメールなどを送信する際のファイル添付し忘れや件名の入力し忘れといった、さまざまなミスを抑止できる機能が追加されたこと。
送信ミス抑止機能は、“全般的な設定”画面の[送受信]タブにある[いろいろな送信チェックを設定]ボタンから設定できる。チェック条件は受信メールを振り分ける感覚で指定でき、条件に合致するメールを送信しようとするとあらかじめ設定した文章を送信キャンセルボタンつきのダイアログで表示する仕組み。
ダイアログを表示する条件は、よく使われる“件名空白チェック”“添付忘れチェック”“社外あてチェック”“個人情報チェック”のパターンが標準で用意されており、設定ダイアログ上で指定するだけですぐに利用可能。
また、条件を細かく指定する際は、Cc/Bccを含む送信先や本文などに含まれる指定文字列を、含む・含まない・一致するといった条件付けのほか、正規表現を利用した条件も指定できる。さらに、携帯電話向けメール設定のON/OFFや添付ファイルの有無、重要度といった条件も用意されており、さまざまな利用シーンに対応可能。
たとえば、受信側が迷惑メール抑止のために件名へ特定文字列が付加されていないと受信拒否するアドレスへメールを送る際のチェックや、仕事のメールに挨拶文が入っているかのチェックに利用すると便利。
本ソフトは、Windows 98/Me/2000/XP/Vistaに対応する2,940円(税込み)のシェアウェアで、現在作者のホームページや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、試用期間は60日となっており、試用期間中は送信メールのX-Mailerヘッダーへ試用中である旨が記載されるなどの制限がある。
- 【著作権者】
- Aquariansoft (Satoshi Akane) 氏
- 【対応OS】
- Windows 98/Me/2000/XP/Vista
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 2,940円(税込み)
- 【バージョン】
- 2.25.0(09/07/28)