NEWS(09/12/01 16:09)
Twitterクライアント「TweetDeck」v0.32.0が公開、リストや公式RTに対応
投稿時に従来からのRTと公式RTを選択可能
“Facebook”や“MySpace”にも対応したAIR製の多機能“Twitter”クライアントソフト「TweetDeck」の最新版となるv0.32.0が、11月25日に公開された。今回の主な変更点は、Twitter公式の“リスト”と“Retweet”(以下、RT)機能に対応したこと。
本ソフトは、Twitterのタイムラインを複数のカラムで一覧表示できるクライアントソフト。本ソフトではこれまでも独自にユーザーのグループ化機能を備えていたが、今回の更新でTwitter側が提供する公式なリスト機能に対応し、好みのリストをカラムとして付け加えることができようになった。既存のグループ化機能で作成したユーザーリストを、公式のリストへ変換する機能も搭載している。
また、RTを行う際に公式RT機能を利用可能になった。投稿時に従来からのRTと公式RTのいずれかを選択する仕組みで、片方しか利用しない場合は、常に利用するRTの方式を指定しておくことも可能。なお公式RTを利用する際は、TwitterのWebサイトで言語設定を“English”へ変更しておく必要がある。
さらに、Twitterのつぶやきに位置情報が含まれている場合に、その位置をタイムラインのカラム内で地図表示可能になった。ただし、地図情報は米Yahoo!のサービスを利用しているため、日本などの地図情報は乏しく、日本のユーザーにとってはあまり使い勝手がよくない。
そのほか、カラムを追加する際のユーザーインターフェイスが改良され、使いやすくなるなどの改善が施されている。
本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。なお、日本語で利用する際は、設定ダイアログの[Colors/Fonts]タブで“International Font / TwitterKey”のチェックをONにする必要がある。また、編集部にて試用したところ、日本語入力時の動作が不安定な点はまだ修正されておらず、日本語によるTwitter検索をカラムとして追加できないなどの不具合があることを確認している。
- 【著作権者】
- TweetDeck
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.32.0 beta(09/11/25)