NEWS（09/12/01　19:10）

　スレッドの盛り上がりをグラフで確認できるなど、ユニークな機能を備える“２ちゃんねる”ブラウザー「V2C」v1.1.2が11月30日に公開された。最新版の主な変更点は、好きなスレッドにラベルをつけて、スレッド表示タブを色分けできるようになったこと。これにより、多数のタブを開いていても目的のスレッドを見つけやすくなった。

　タブを色分け表示するには、まず設定メニューから“タブの設定”画面を開き、“レス表示”タブの“タブ色”関連のプルダウンメニューで“ラベルの色”項目を選択する。“タブ色”関連の設定項目は“背景色”“文字色”“下線色”などを個別に指定可能だ。

　次に、スレッドリスト上の右クリックメニューの［ラベル］サブメニューからラベルを選択すればタブが色分けされる。ラベルは、［ラベル］サブメニューから表示できる“スレッドラベルの設定”画面で、好きな色や名前を設定可能。“スレッドラベルの設定”画面の“保護”チェックボックスをONにすることで、そのラベルがついたスレッドのログを削除する際に警告を表示することもできる。

　また、タブの色分けには“ラベルの色”以外にも“板”や“BBS”別に指定した色を利用できる。“板”や“BBS”の色は、板一覧ツリーの右クリックメニューから開ける“板・BBSの色設定”画面から指定可能。

　そのほか、スレッドと無関係に定型文を登録できる“メモ”機能も追加された。“メモ”機能は［設定］メニューから表示できる“ツールバー設定”画面を、プルダウンメニューで“書き込み欄”に切り替え、“メモ選択”項目を“表示”リストへ写すことで利用可能になる仕組み。

　本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7およびXP/Vista/7の64bit版に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、動作には、Javaランタイム（JRE）1.4以降が必要。