NEWS(09/12/15 17:13)

GoogleがURL短縮サービスを開始、「Google ツールバー」から利用可能

「ESET Smart Security」が本ソフトからトロイの木馬を検出、誤検知であると確認

「Google ツールバー」v6.4.1208.1530/ja「Google ツールバー」v6.4.1208.1530/ja

 米Google, Inc.は14日(現地時間)、IE用ツールバー「Google ツールバー」の最新版v6.4.1208.1530/jaを公開した。本バージョンの主な変更点は、閲覧中のWebページを“Twitter”をはじめとするWebサービスを通して手軽に共有できる機能を追加したこと。

 共有したいWebページを開いた状態でツールバー上の[共有]ボタンを押すと、“Twitter”“Facebook”“はてなブックマーク”“Gmail”といったさまざまなWebサービスの名前が一覧表示される。たとえば一覧から“Twitter”を選択すると、“Twitter”のページが開き、WebページのタイトルとURLが自動でメッセージの入力エリアへ挿入される。

 さらに、このとき“Twitter”の入力エリアへ挿入されるWebページのURLは、同日同社が開始した短縮URLサービス“Google URL Shortener”を使って“http://goo.gl/****”という形式に自動で短縮される仕組み。

 [共有]ボタンの機能は、同日公開された「Firefox」版の「Google ツールバー」v7.0.20091214Wb1にも追加されている。ただし「Firefox」版では、“Twitter”へ発言する際にURLの短縮サービスは利用できないようだ。

 なお本ソフトを紹介するにあたり、編集部にて「ウイルスバスター2009」「Norton AntiVirus」「ESET Smart Security」という3種類のウイルス対策ソフトを用いて
ウイルスチェックを実施したところ、「ESET Smart Security」が本ソフトのインストーラーを“Win32/Genetikの亜種である可能性 トロイの木馬”として検出する問題が発生した。

 この件について「ESET Smart Security」の販売元であるキヤノンITソリューションズへ問い合わせたところ、誤検知であるとの確認がとれた。同社によると、現在誤検知を修正中とのこと。

IE用「Google ツールバー」

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.4.1208.1530/ja(09/12/14)

Firefox用「Google ツールバー」

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.0.20091214Wb1(09/12/14)

(加藤 達也)