NEWS(09/12/16 18:49)
バイドゥ、Googleに続き自社製日本語IME「Baidu Type」ベータ版を公開
膨大な情報にもとづく統計的言語モデルにより口語や時事用語の変換精度に優れる
バイドゥ(株)は16日、同社のWeb検索サービスで蓄積したデータをもとにした日本語変換が可能なIME「Baidu Type」ベータ版を無償公開した。Windows XPのみに対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、先日Googleが公開した「Google 日本語入力」と同じく、Webで収集した膨大な情報をもとにした日本語変換が可能なIME。同社が収集する情報をもとに、単語・言語表現の出現確率・分布などを統計的に算出・応用する統計的言語モデルを採用しているため、より自然な変換候補を表示できるという。流行語や芸能人の名前など時事的な語彙が豊富なほか、くだけた表現・口語表現も得意とする。
入力モードは、“デフォルト”モードと“アドバンス”モードの2種類を備える。“デフォルト”モードはペースキーで変換候補を選択し[Enter]キーで確定する一般的なモードだが、“アドバンス”モードではスペースキーを一度押して変換モードに移行したあと、スペースキーまたは1から5の数字キーで変換候補を選択・確定でき、慣れれば通常の方法よりも早く入力することが可能。両モードは、IMEバーの設定ボタンなどから変更できる。
そのほか、スキン機能を搭載するのが本ソフトの特長。IMEバー上のボタンから、6つのスキンのうち好みのものを選んで画面デザインを変更することができる。さらに同社によると、クリスマス用のスキンを公開するなどといった企画を行っていくとのこと。
- 【著作権者】
- バイドゥ(株)
- 【対応OS】
- Windows XP
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Beta 1.0.1.18(09/12/16)