NEWS（10/08/20　16:01）

　（株）エムソフトは20日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版となるv10.0.1を公開した。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および64bit版のXP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応しており、現在同社のWebサイにて4,200円（税込み）でダウンロード販売されている。

　本バージョンは主に不具合の修正が中心となっており、フリーカーソルモードで箱型編集が正常に動作しない不具合、テキストを選択した状態で全角括弧が正常に自動補完できない不具合、ファイルを開いてエンコードの自動検出が完了したあとにカーソルが表示されないことがある不具合などが解消されている。

　また、スクリプト言語“Ruby”に対応するため、標準入力と外部ツールの連携を行う際の挙動を若干修正したほか、ワークスペースの自動保存機能では巨大ファイルを対象から除外することで、次回利用時の起動速度を高速化している。

　さらに多言語対応も進められており、今回はチェコ語・英語（英国）・フランス語・ドイツ語・イタリア語・ロシア語・スペイン語のユーザーインターフェイスが追加された。

　なお、「EmEditor」には30日試用可能な体験版が用意されているが、本バージョンから30分以上連続して利用できないという試用制限が撤廃されている。本体験版は現在、同社Webサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。