NEWS(10/11/08 15:39)
独自のPDF閲覧機能を搭載した「Google Chrome」ベータ版v8.0.552.28が公開
外部プラグインが不必要なほかサンドボックスによるセキュリティの向上も見込める
米Google Inc.は4日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の次期バージョンとなるv8のベータ版を公開した。Windows XP/Vista以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
本バージョンの主な変更点は、独自のPDFビューワー機能がソフト本体に統合されたこと。これにより、「Adobe Reader」などの外部プラグインを利用せずに、本ソフト単体でWeb上のPDFファイルを閲覧可能になる。PDFファイルの読み込み速度も高速で、通常のWebページと同じような感覚でPDFファイルが閲覧できる。
さらに、PDFファイルを開いているタブはWebページを開いているタブと同様に、あらかじめシステムから隔離された安全な環境“サンドボックス”で実行される。そのため、万が一細工を施されたPDFファイルを開いてしまっても、被害を最小限に抑えられるというセキュリティ上の効果もある。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista以降(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.0.552.28(10/11/04)