NEWS(10/11/12 16:32)

WebアプリをWindows環境へ手軽に導入「Web Platform Installer 3.0」最新ベータ版

ユーザーインターフェイスが一新され、シンプルで使いやすく

「Microsoft Web Platform Installer(Web PI)」v3.0 Beta「Microsoft Web Platform Installer(Web PI)」v3.0 Beta

 米Microsoftは9日(現地時間)、オープンソースで開発されている各種Webアプリケーションを手軽にWindows環境へ導入可能なインストールソフト「Microsoft Web Platform Installer(Web PI)」の次期バージョンv3.0の最新ベータ版を公開した。

 「Web PI」は、ASP.NET/PHP製の各種Webアプリケーションを、手軽にWindows環境へインストールできるマイクロソフト公式のインストールソフト。動作に必要な各種コンポーネントや、「Visual Web Developer 2010」といった無償の開発環境も一括で導入可能。

 本ベータ版ではユーザーインターフェイスが一新され、シンプルで使いやすくなった。初期状態で本ソフト上からインストール可能なWebアプリは削減され、“WordPress”や“DotNetNuke”といった一部有名アプリのみとなったが、ギャラリーサイト“Windows Web App Gallery”から追加のWebアプリをインストール可能。Webアプリのページにある[インストール]ボタンを押すと、本ソフトが自動で起動して、必要コンポーネントとともにWebアプリがインストールされる。

無償のWebアプリ開発環境「WebMatrix」Beta 3がインストール可能に無償のWebアプリ開発環境「WebMatrix」Beta 3がインストール可能に

 そのほか、本ベータ版では無償のWebアプリ開発環境「WebMatrix」Beta 3がインストール可能になっているほか、本ソフトからPHPをセットアップする際にライブラリ・パッケージの管理システム“PEAR”がインストールされるようになった。

 本ベータ版は、XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在「WebMatrix」のダウンロードページからダウンロードできる。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.0 Beta(10/11/09)

(柳 英俊)