NEWS(10/11/18 14:47)
Google、スペルチェック機能を搭載した「Google 日本語入力」v0.13.521.0
よくある誤入力で“もしかして”と書かれた正しい言葉が変換候補に表示
Google Inc.は17日、Web上のデータをもとに変換辞書を自動生成する日本語入力システム「Google 日本語入力」の最新ベータ版v0.13.521.0を公開した。最新版の主な変更点は、スペルチェック機能を搭載したこと。
これにより、“しゅみれーしょん”のようなよくある誤入力を変換しようとすると、右側に“<もしかして>”と書かれた“シミュレーション”という正しい言葉が変換候補に表示されるようになった。
さらに、顔文字や当て字読み、麻雀用語といったさまざまなジャンルの辞書が追加された。たとえば“しゃきーん”と入力することで“(`・ω・´)シャキーン”を変換候補へ表示したり、“れくいえむ”と入力することで“鎮魂歌”を表示することが可能。
また、サジェスト機能も強化されており、直前に入力した言葉を考慮してサジェストを表示するようになった。具体的には、“六本木”と入力したあとに“ひ”を入力することで“ヒルズ”や“ヒルズアリーナ”といった言葉が表示される仕組み。
そのほか、“的を得る”や“危機一発”といった一般的に使われがちな誤字・誤用が変換候補やサジェストに表示されなくなったほか、前バージョンで報告された誤変換が修正されている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.13.521.0 beta(10/11/17)