NEWS(10/11/19 10:25)
サイバーリンク、64bit OSにネイティブ対応した「PowerDirector 9」体験版を公開
大量のメモリを活用して高画質な動画ファイルでも高速に編集可能
サイバーリンク(株)は18日、高機能ビデオ編集ソフトの最新版となる「PowerDirector 9」の体験版を公開した。最新版での主な変更点は、64bit版のWindowsにネイティブ対応したこと。
「PowerDirector」では、複数の動画ファイルをメインメモリ上にコピーして処理を行う仕組みとなっている。今回64bit版のWindowsにネイティブ対応したことで、大量のメモリを搭載できる64bit OSの利点を活かし、大きなファイルサイズの高画質な動画ファイルをメモリ上に読み込んで高速に編集を行うことが可能となった。
編集機能も強化されており、動画・音声を各100トラックまでタイムライン上に追加できるようになった。また、音声を含む動画は、タイムライン上で動画トラックと音声トラックに分かれて配置されるようになり、動画または音声部分のみを編集したり、タイムライン上で位置を個別に変更することが可能となっている。
さらに、波形編集ソフト「WaveEditor」を同梱した。「PowerDirector」から「WaveEditor」を起動して、タイムライン上に追加した音声をトリミングしたり、エフェクトを追加するといった編集が可能。そのほか、編集中の動画をHDまたはフルHD画質でプレビューできるようになっている。
本ソフトは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7に対応し、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。体験版は30日間試用でき、作成した動画の冒頭5秒に透かしロゴが入るなどの制限が設けられている。製品版は同社サイトからダウンロード購入可能で、価格は基本的な機能を備える“Deluxe”版が9,200円(税込み)など。
- 【著作権者】
- サイバーリンク(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- 体験版(製品版はダウンロード販売 9,200円(税込み)など)
- 【バージョン】
- 9.0.0.2316(10/11/18)