NEWS(10/11/30 15:46)
Google、ストリートビューをシームレスに表示可能になった「Google Earth」v6
より自然に道路を歩いているような感覚でストリートビューを眺められる
米Google Inc.は29日(現地時間)、3D地図ソフト「Google Earth」の最新版v6.0.0.1735 (beta)を公開した。最新版の主な変更点は、通常の3D地図表示からストリートビューをシームレスに表示できるようになったこと。
具体的には、地表へ限界までズームインすると表示が3D地図からストリートビューへ自動で切り替わるようになった。また、操作パネルに追加されたストリートビューでおなじみの人型アイコン“ペグマン”を地図上へドラッグ&ドロップしてもストリートビューを表示可能。
表示がストリートビューへ切り替わると[W][S][A][D]キーで前後左右への移動、マウスのドラッグで方向転換が可能になる。また、写真の切り替えも自動で行われるため、より自然に道路を歩いているような感覚でストリートビューを眺められる。
さらに、[W][S][A][D]キーなどを使ったストリートビューと同じ操作で、3D地図の中を地表に沿って移動できる“地上レベルのビュー”機能が追加された。“地上レベルのビュー”ではストリートビューが用意されていない場所でもその場所を歩いているかのように3D地図内を移動できる。
また、過去の地表の写真を表示できる場所で、画面下に時計型のアイコン表示して通知できるようになった。アイコンの右側にある年号をクリックすると表示が該当する写真に切り替わる仕組み。
そのほか、従来から表示できた建物の3Dモデルに加えて、東京やアテネ、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコの町並みで樹木の3Dモデルを表示できるようになった。なお30日15時現在、編集部にて試用したところ樹木の3Dモデルは確認できなかったが、今後順次配信されるものと思われる。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応しており、個人かつ非商用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人かつ非商用利用のみ)
- 【バージョン】
- 6.0.0.1735 (beta)(10/11/29)