NEWS(11/05/11 14:26)
メガソフト、老舗テキストエディターの最新版「MIFES9」のベータ版を無償公開
CSV/TSVファイルなどを表計算風のセルを使って編集できる“CSVモード”が追加
メガソフト(株)は10日、DOS時代からの長い歴史をもつ老舗テキストエディター“MIFES”シリーズの次期バージョンとなる「MIFES9」のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応しており、7月31日まで無償で利用できる。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。製品版は7月に発売される予定で、ベータ版をダウンロードする際に、アンケートに答えることで優待販売が行われるとのこと。
“MIFES”シリーズは、DOS全盛時代の1985年に発売されてから現在まで開発が続けられている高機能なテキストエディター。正規表現を使った検索・置換やGREP検索、プログラムコードの色分けといった基本的な機能はもちろん、ファイル比較機能やDLLの呼び出しも可能なマクロ機能、バイナリー編集機能といった高度な機能も搭載している。
「MIFES9」では、CSV/TSVファイルなどを表計算風のセルを使って編集できる“CSVモード”が追加された。“CSVモード”は[ファイル]-[編集モードの切り替え]メニューから[テキスト(CSVモード)]項目を選択することで切り替えられ、指定した列の値をもとに行をソートしたり、長い値をセルの幅で折り返したりすることが可能。
また、バージョン管理システム“Subversion”“Visual SourceSafe”との連携機能も追加された。本ソフト上から“Subversion”などへのチェックイン・アウトが行えるほか、履歴の表示や旧バージョンのコードとの内容比較などが行える。
さらに、検索・置換機能が強化され、Perl方式の正規表現が利用可能になったほか、検索・置換ダイアログで文字列入力欄を複数行表示できるようになった。また、GREP検索機能で対象から除外するフォルダを指定できるようになったほか、ファイルの最終更新日時による絞り込みが可能になっている。
そのほか、文字列・数値・文字列の長さを基準に行をソートできるようになるなど、数多くの機能が追加・強化されている。
- 【著作権者】
- メガソフト(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(2011年7月31日まで)
- 【バージョン】
- 9.00 β1(11/05/10)