NEWS(11/05/25 12:55)
全4件の脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版v11.0.696.71が公開
“Critical”な脆弱性が2件含まれており、早急なアップデートが必要
米Google Inc.は24日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv11.0.696.71を公開した。本バージョンでは、同社の基準で4段階中最高の深刻度の“Critical”と評価された致命的な脆弱性2件を含む、全4件の脆弱性が修正されている。
“Critical”と評価された2件の脆弱性の内容は、GPUのコマンドバッファーでメモリ破壊が起こるというものと、バイナリデータの処理で割り当てられたメモリの境界外へ書き込みが行われてしまうというもので、なるべく早急にアップデートを行う必要がある。そのほか、4件の動作不具合が修正されている。
「Google Chrome」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から手動アップデートすることも可能。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.696.71(11/05/24)