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新機能「エージェント ウィンドウ」が利用可能に ~「Visual Studio Code」v1.120が公開

プロジェクトを横断して複数のエージェントを一元管理できるウィンドウ

「Visual Studio Code」v1.120

 米Microsoftは5月13日(日本時間)、「Visual Studio Code」v1.120をリリースした。目玉は、新機能「エージェント ウィンドウ」が安定版でプレビューとして利用可能になったことだ。

 コーディングエージェントを用いたアプリ開発は「Visual Studio Code」ですっかりお馴染みとなっているが、エージェントのためのインターフェイスはエディターに紐づいており、シングルタスク、シングルワークスペースでの利用がなかば前提となっていた。プロジェクトをまたいで複数のエージェントを並行して管理するニーズが高まってきた今、この従来のインターフェイスでは力不足な場面も多くなっている。

 そこで新たに導入されたのが、 「エージェント ウィンドウ」(Agents window) だ。このウィンドウはタイトルバーのボタンなどからアクセス可能で、エディターウィンドウとは独立して動作し、エージェントの利用・管理に特化している。マルチプロジェクト・マルチエージェントを前提に設計されているため、ローカルデバイスやリモートマシンで稼働するエージェントを自由に切り替えながら、タスクの検索・実行・レビューを1つのウィンドウでまとめて行えるのが魅力だ。

タイトルバーのボタンなどからアクセス可能
プロジェクトを横断して複数のエージェントを一元管理できる「エージェント ウィンドウ」(Agents window)

 また、「エージェント ウィンドウ」は開発者の意思を尊重するように構成されている。好みのエージェントハーネスを選べるほか、リモートマシンでのエージェント実行、カラーテーマ、キーバインド、拡張機能なども自由に設定できる。基本的に「Visual Studio Code」の設定を共有する仕組みだが、必要があれば「エージェント ウィンドウ」独自の設定を上書きすることも可能だ。

 「Visual Studio Code」は、オープンソースのコードエディター。「Electron」や「TypeScript」といった技術で開発されており、クロスプラットフォーム(Windows、macOS、Linux)で高速に動作する。拡張機能によりサポート言語や機能を拡充できるのも魅力だ。2026年3月アップデート(v1.120)より、週次でアップデートされている。

 最新版の入手は、アプリの自動更新機能を利用するのが簡単だ。新規にインストールする場合は、公式サイト「code.visualstudio.com」や「Microsoft Store」が利用できる。利用は無償で、ライセンスは「MIT」。

アプリの自動更新機能

ソフトウェア情報

「Visual Studio Code」Windows向け安定版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
64bit版を含むWindows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.120(26/05/13)