NEWS(11/06/02 14:20)

Adobe、IE9との相性問題を修正した「Adobe Flash Player」の正式版を公開

Flashコンテンツが画面左上の隅に表示されてしまう不具合を修正

 米Adobe Systems Incorporatedは5月31日(現地時間)、Webブラウザー上でFlashコンテンツを再生するためのプラグイン「Adobe Flash Player」の最新正式版v10.3.181.16を公開した。最新版の主な変更点は、IE9上で「Adobe Flash Player」v10.3を利用している際に発生する不具合を修正したこと。

 「Adobe Flash Player」v10.3は、一部環境のIE9上でFlashコンテンツを再生する際に、Flashコンテンツが画面左上の隅に表示されてしまう不具合が発生していた。なお、v10.3.181.16はActiveXを利用してインストールされるIE版のみの公開で、他ブラウザー用の「Adobe Flash Player」はv10.3.181.14が最新版となる。

 「Adobe Flash Player」は、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、自動アップデート機能を通じた配布もすでに始まっている。

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.3.181.16(11/05/31)

(長谷川 正太郎)