NEWS(11/06/15 14:06)
PDFリーダー「Adobe Reader X」v10.1が公開、“Critical”な脆弱性を修正
旧バージョンの「Adobe Flash Player」で修正済みの脆弱性も含まれる
米Adobe Systems Incorporatedは14日(現地時間)、PDFリーダー「Adobe Reader X」の最新版v10.1.0を公開した。
本バージョンは定例のセキュリティアップデートとなっており、同社による基準で深刻度が4段階中最も高い“Critical”に分類された全13件の脆弱性が修正された。なかでもWindows版に影響するものは12件で、旧バージョンの「Adobe Flash Player」(v10.3.181.14/10.3.181.22/10.3.181.23)で修正済みの脆弱性も含まれている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および64bit版のXP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、旧バージョン「Adobe Reader」v9.4.4/v8.2.6や製品版「Adobe Acrobat X」v10.0.3にも同様の脆弱性が存在し、最新版へのアップデートが可能。
なお、次回の定例アップデートは2011年9月13日に予定されている。
「Adobe Reader X」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.1.0(11/06/14)