NEWS（11/07/20　17:22）

　米Splashtop Inc.は19日（現地時間）、Mac OSにも接続可能なリモートPC操作ソフト「Splashtop Remote Desktop」v1.0.7.0を公開した。Windows XP/Vista/7などに対応しており、非商用利用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

　「Splashtop Remote Desktop」は、LAN内のPCをリモートから操作できるリモートデスクトップソフト。「Splashtop Remote Desktop」をインストールしたPCから、サーバーソフトとなる「Splashtop Streamer」をインストールしたPCを操作可能で、「Splashtop Streamer」はMac OS版も用意されている。また動作が軽快で、操作される側のPCで再生した動画などもスムーズに表示できるのもうれしい。

　さらに操作も簡単で、起動するとLAN内にある「Splashtop Streamer」が起動しているPCの一覧が表示されるので、操作したいPCを選択して「Splashtop Streamer」で指定したパスワードを入力すればリモート操作が可能になる。リモート操作ウィンドウはウィンドウの端をドラッグすることで、画面の縦横比を保ったまま拡大・縮小が可能。

　また、リモート操作ウィンドウ上部のタブをクリックするとツールバーが現れ、リモート操作される側のマウスカーソルを表示するかどうかを選択したり、［Ctrl］＋［Alt］＋［Delete］キーを送信するといった操作が可能。

　そのほか、Googleのアカウントを利用してLAN外からリモート操作を行う機能も備えているが、現在は試験中の機能となっており、利用できる回数に制限がある。また、編集部にて試用したところ、Googleアカウントを利用したリモート接続は正常に動作しなかった。