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「Google Chrome 156」にセキュリティ更新、「Critical」4件を含む52件の脆弱性を修正

Windows/Mac向けはv156.0.8078.73/.74、Linux向けはv156.0.8078.73

「Google Chrome」v156.0.8078.74

 米Googleは10月27日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。今後数日から数週間をかけて、Windows/Mac環境にはv156.0.8078.73/.74、Linux環境にはv156.0.8078.73が展開される。

 本バージョンは、52件の脆弱性に対処したセキュリティアップデート。「Claude」の支援を受けて報告されたものが6件(「Critical」2件、「High」4件)、「OpenAI Codex Security」による報告が4件(いずれも「High」)含まれている。

 深刻度の内訳は、4段階中もっとも高い「Critical」が4件、2番目に高い「High」が46件、3番目の「Medium」が2件。「Critical」と評価された脆弱性は、以下のとおり。

  • CVE-2026-118306:Memory corruption in FileSystem
  • CVE-2026-118331:Improper input validation in FileAPI
  • CVE-2026-118348:Improper input validation in Skia
  • CVE-2026-118344:Use after free in Layout

 また、リリースノートでは触れられていないが、インドの認証局「eMudhra」で発生したセキュリティインシデントへの対応として、「emSign ECC Root CA - G3」がルートストアから削除されている。このルート証明書にチェーンする正規のサーバー証明書も「Google Chrome」で使えなくなるため、該当するWebサイトの運営者は証明書を取り直す必要がある。

「Chrome Root Store」の画面(chrome://certificate-manager/crscerts)

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版はWindows 10以降(Arm版はWindows 11以降)、Mac版はmacOS 13 Ventura以降に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。