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「Google Chrome 156」が公開、「IndexedDB」は「SQLite」ベースへ
深刻度「Critical」6件を含む353件もの脆弱性に対処
2026年10月21日 13:05
米Googleは10月20日(現地時間、以下同)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。Windows/Mac環境にはv156.0.8078.47/.48が、Linux環境にはv156.0.8078.47が順次展開される。「Chrome 155」に続くメジャーリリースだ。
「Chrome 156」では、 353件 のセキュリティ修正が行われた。このうち、深刻度が4段階中もっとも高い「Critical」(致命的)と評価された脆弱性は、以下の6件。
- CVE-2026-113341:Memory corruption in Skia
- CVE-2026-113279:Memory corruption in Accessibility
- CVE-2026-113072:Memory corruption in CSS
- CVE-2026-113280:Memory corruption in Paint
- CVE-2026-113271:Use after free in Accessibility
- CVE-2026-113303:Memory corruption in WebRTC
残りは4段階中2番目に高い「High」が61件、「Medium」が197件、「Low」が89件。今回は、悪用が確認されている脆弱性のアナウンスはない。
そのほかにも、Windows環境ではユーザーがOSにログインすると、「Chrome」が自動的に起動するようになる。これは起動時にブラウザーへすばやくアクセスできるようにするためで、段階的に展開される。IT管理者は「LaunchOnStartupEnabled」ポリシーでこの動作を制御可能だ。
開発者向け新機能・改善のハイライトは、以下の3点。
- CSSの「random()」関数:指定した範囲内のランダムな数値をCSSで生成できる。たとえば、要素をコンテナー内にランダムに散らばらせるといった表現が可能。既定では「random()」ごとに異なる値となるが、引数でキーを渡せば、プロパティや要素の間で同じ値を共有させることもできる
- 「IndexedDB」の「SQLite」バックエンド:「Chromium」の「IndexedDB」実装が、「LevelDB」とフラットファイルを組み合わせたものから「SQLite」ベースのものに書き換えられた。信頼性の向上が見込まれる。現時点では新しく作成されるデータストアが対象で、既存の「LevelDB」上のデータは変更されない。既存データの移行は今後の段階で予定されており、Web APIに変更はない
- 失敗したモジュール読み込みの再試行:モジュールの読み込みに失敗した結果がキャッシュされなくなり、「import()」を再度呼び出すなどして手動で再試行できるようになった。不安定なネットワーク環境でモジュールを利用する際の問題を解消する
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版はWindows 10以降(Arm版はWindows 11以降)、Mac版はmacOS 13 Ventura以降に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。














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