NEWS（11/08/10　15:07）

　米Evernote Corporationは9日（現地時間）、オンラインメモサービス“Evernote”のWindows版クライアント「Evernote for Windows」の最新版v4.5.0.5229を公開した。最新版の主な変更点は、音声を録音する機能が追加されたこと。

　従来から既存の音声ファイルを“ノート”に添付することはできたが、本バージョンからは本ソフト上で直接録音した音声をノートに添付することが可能になった。音声を録音するにはツールバーの［新規ノート］ボタンメニューから［新規音声ノート］項目を選択し、ノートペインに現れた［録音］ボタンを押せばよい。

　また、ノートに添付された音声ファイルを再生する機能も追加された。従来は既定のメディアプレイヤーソフトを起動して再生していたが、本バージョンでは内蔵のプレイヤーで再生することが可能。

　さらに、ツールバーのボタンをカスタマイズできるようになった。ツールバーのボタンをカスタマイズするにはツールバーの余白の右クリックメニューから［ツールバーをカスタマイズ］項目を選択し、表示されたポップアップ上のボタンをドラッグ＆ドロップすればよい。そのほか、ツールバーの右クリックメニューの［ラベルを表示］項目をOFFにするとボタンのテキスト部分を非表示にできるようになった。

　本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。