NEWS(11/09/12 16:21)
“Highly critical”の脆弱性を修正したパケット解析ソフト「Wireshark」v1.6.2
DoS攻撃を受けてシステムが危険にさらされる可能性
パケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新版1.6.2が、8日に公開された。最新版の主な変更点は、デンマークのセキュリティベンダーSecuniaの基準で深刻度が5段階中2番目に高い“Highly critical”と評価された脆弱性を修正したこと。
Secuniaによると、本脆弱性が悪用されると攻撃者にDoS(サービス運用妨害)攻撃を受け、システムが危険にさらされる恐れがあるという。また、脆弱性の一部は「Wireshark」v1.4シリーズにも影響があり、同日に公開されたv1.4.9で修正されている。
本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および同64bit版などに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.6.2(11/09/08)