NEWS(11/09/28 14:07)
Adobe、「Photoshop Elements 10」「Premiere Elements 10」の体験版を公開
メディア管理機能に類似写真を検索してまとめられる機能を追加
アドビ システムズ(株)は、写真管理・レタッチソフト「Adobe Photoshop Elements 10」と動画管理・編集ソフト「Adobe Premiere Elements 10」の体験版を公開した。「Photoshop Elements 10」はWindows XP/Vista/7、「Premiere Elements 10」はWindows XP/Vista/7および同64bit版に対応しており、全機能を30日間試用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。ダウンロードには無償で取得できるAdobe IDが必要。
なお、製品版は10月14日に発売予定で、アドビストアでの価格はいずれもダウンロード版が13,800円、パッケージ版が14,490円。
「Photoshop Elements 10」「Premiere Elements 10」共通の新機能として、画像・動画管理機能“Elements Organizer”で、カメラの連写機能で撮影した写真など撮影日時が近くて似ている写真を検索してまとめられる“重複する写真の検索”機能が追加された。“重複する写真の検索”機能は検索欄右のプルダウンメニューから実行でき、似ている写真を検索してリスト表示できる。このリストで[スタック]ボタンを押すと写真をまとめることが可能。“スタック”された写真は“Elements Organizer”上で1枚の写真として表示されるようになる仕組み。
そのほか“Elements Organizer”では、1枚の写真から似たようなものが写った写真を検索する際に、色味を優先して検索するか、形状を優先して検索するかをスライドバーで調節できるようになっている。
「Photoshop Elements 10」のみの変更点としては、選択範囲の外周や自由に作成したパスに沿ってテキストを配置できるようになった。さらに、被写界深度を浅くして撮影した写真のように、主な被写体以外はピントをボケさせる“被写界深度効果”も追加された。
「Premiere Elements 10」のみの変更点としては、1枚の写真の一部をズームしてパンニングすることで動画化する“パンとズームツール”が追加された。また、動画にレタッチソフト風のトーン・色調補正を自動でかけられる“自動トーン補正と自然な彩度”エフェクトや、“シャドウ”“ミッドトーン”“ハイライト”の色相・彩度・輝度を調整することで細かい色味や明るさを調整できる“3 ウェイカラー補正”エフェクトも追加されている。
そのほか「Premiere Elements 10」では、パソコンで再生可能なAVCHD形式のハイビジョン映像として動画を描き出せるようになった。
「Adobe Photoshop Elements 10」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- 体験版
- 【バージョン】
- 10.0
「Adobe Premiere Elements 10」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- 体験版
- 【バージョン】
- 10.0