NEWS（11/09/29　14:21）

　Mozillaは28日、Webブラウザー「Firefox」を先日公開されたv7へ更新したあとに、すでにインストールしてあったアドオンが消えてしまう問題が発生していることを公表した。この問題はAndroid版の「Firefox」のほか、メールソフト「Thunderbird」でも発生しているとのこと。

　Mozillaは、この問題の影響を最小限に留めるために最新版への自動更新を停止したほか、修正版の公開準備を進めているとのこと。また、すでに最新版へ更新してしまい、アドオンが消えてしまったというユーザーに対しては、この問題を修正するための拡張機能「Add-on Recovery Tool」が公開されている。

　「Add-on Recovery Tool」は、「Firefox」「Thunderbird」およびAndroid版「Firefox」それぞれに対応している。インストールするとダイアログが表示され、ダイアログ上の［Restart］ボタンをクリックするとソフト本体が再起動し、アドオンが元に戻る仕組み。また、本拡張機能はソフトを再起動したあとに自動で削除される。