NEWS(11/09/30 18:39)

5GBまで無償のUbuntu向けオンラインストレージ“Ubuntu One”がWindowsに対応

WindowsとUbuntu間で簡単にファイルを同期可能に

「Ubuntu One for Windows」「Ubuntu One for Windows」

 英Canonical Ltd.は29日(現地時間)、同社が開発を支援しているLinuxディストリビューション「Ubuntu」向けのクラウドサービス“Ubuntu One”をWindowsで利用するためのクライアントソフト「Ubuntu One for Windows」を無償公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、“Ubuntu One”のWebサイトからダウンロードできる。

 “Ubuntu One”は、Ubuntuに標準搭載されているオンラインストレージサービスで、アカウントを取得することで5GBまで無償で利用可能。さらに、20GBあたり月額2.99米ドルなどで容量を追加購入することもできる。

 “Ubuntu One”では、Ubuntu上の指定したフォルダと“Ubuntu One”上のストレージを自動的に同期可能。また、連絡先データや「Firefox」のブックマークの保存・同期にも対応している。複数PCを1つのアカウントに紐づければ、複数のUbuntu同士で簡単にデータを共有できる。

 加えて、今回公開された「Ubuntu One for Windows」をすれば、“Ubuntu One”を介してWindowsとUbuntu間で簡単にファイルを同期できるようになる。Windows/Ubuntuを併用しているユーザーにとっては便利だろう。

“Ubuntu One”、Ubuntu、Windows間でフォルダを自動同期“Ubuntu One”、Ubuntu、Windows間でフォルダを自動同期

【著作権者】
Canonical Ltd.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(11/09/29)

(柳 英俊)