NEWS（11/10/25　15:08）

　ストラテジー（株）は14日、緊急地震速報を受信・通知できるタスクトレイ常駐型のフリーソフト「SignalNow Express」の有償版となる「SignalNow Professional」v1.0.1.0を公開した。Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7に対応するシェアウェアで、7日間試用可能。365日間利用できるライセンスの価格は3,780円（税込み）だが、現在は11月30日までのキャンペーン価格として2,940円（税込み）で販売されている。現在、「SignalNow Professional」の専用Webサイトからダウンロードでき、動作には、.NET Framework 3.5 SP1が必要。

　「SignalNow Professional」は、気象庁が発表する“高度利用者向け”の詳細な緊急地震速報を気象庁ガイドラインに準拠した形式で受信・通知できるソフト。無償版の「SignalNow Express」との主な違いは、現在位置を都道府県単位ではなく、細かい緯度・経度で指定でき、地震の到達までの予想時間をより正確に算出できること。また、無償版では起動時や地震速報受信時に表示される広告も、有償版では表示されない。

　緯度・経度は、同社のWebサイト内にある“緊急地震速報用 地盤増幅率取得ページ”から地図サービス“いつもNAVI”を利用して取得する仕組み。また、同ページでは地震時の土地の揺れやすさを表した“地盤増幅率”も取得可能。緯度・経度とともに地盤増幅率を指定することで、地震が到達した際の震度をより正確に予測できる。

　さらに、地震速報受信時にポップアップする画面が無償版より高速に表示されるほか、すっきりしたデザインで震源地や予測地点を確認しやすくなっている。そのほか、プロキシーサーバー経由でのネット接続に対応しているほか、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから、本ソフトで通知しなかった地震を含む過去に発生した地震の履歴を表示することも可能。