NEWS(11/10/26 14:42)
「Google Chrome」安定版がv15に、“新しいタブ”ページのデザインが刷新
ブックマークとアプリを“セクション”単位で管理・切り替え可能に
米Google Inc.は25日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv15.0.874.102を公開した。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、“新しいタブ”ページのデザインが刷新されている。
v15で改良された“新しいタブ”ページでは、頻繁にアクセスするWebページのブックマークや、“Chrome ウェブストア”からインストールできるアプリを“セクション”単位で管理できるようになった。
初期状態では“よくアクセスするサイト”と“アプリケーション”という2つのセクションが用意されており、画面の左右端をマウスでクリックしたり、画面下部に用意されたタブで画面をスライドさせることで切り替えて表示可能。セクション内のブックマークやアプリは、アイコンのドラッグ&ドロップで自由に並び替えることができる。
また、新しいセクションを作成することも可能で、仕事用のアプリとプライベート用のアプリを別の画面に分けて表示するといった使い方も可能。新しいセクションを作成するには、アイコンを画面下部のタブの位置へドラッグすればよい。これらの変更に併せて、“Chrome ウェブストア”のデザインも新しくなっている。
そのほか、拡張機能の設定画面も新しくなり、オプション画面(chrome://settings)にタブとして統合された(chrome://settings/extensionSettings)。従来の設定画面(chrome://extensions)も利用可能だが、メニューからはアクセスできない。
また、本バージョンでは全18件の脆弱性が修正されている。その内訳は、同社基準で4段階中2番目に高い深刻度“High”に分類された脆弱性が11件、3番目に高い“Midium”が3件、もっとも低い“Low”が4件となっている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組みで、バージョン情報画面から手動アップデートすることも可能。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0.874.102(11/10/25)