NEWS(11/12/13 16:33)

Microsoft、iPad向けの「OneNote」アプリを無償公開

“SkyDrive”を介してPC上の「OneNote」と同期。iPhone版も日本で利用可能に

「Microsoft OneNote for iPad」v1.3「Microsoft OneNote for iPad」v1.3

 米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、同社が運営するオンラインストレージサービス“SkyDrive”を介して「Microsoft OneNote」(以下、「OneNote」)とデータを同期できるiPad向けのメモアプリ「Microsoft OneNote for iPad」を無償公開した。なお、利用には“Live ID”が必要。

 「Microsoft OneNote for iPad」を利用すれば、iPadでとったメモを“SkyDrive”へ保存して、PCで利用している「OneNote」や、「Microsoft Office」のクラウド版“Office Web Apps”と同期できる。

 本アプリでは、チェックリストや箇条書きといった基本的な書式を利用したテキスト形式の“ページ”を作成可能で、画像を挿入することもできる。また、表の挿入・編集には対応していないものの、ほかの環境で作成した表を閲覧することは可能。そのほか、ノートブックやセクションを横断してメモを検索する機能や、メールによるメモの共有機能などを備える。

 「Microsoft OneNote for iPad」は、iOS 4.3以降のiPadに対応しており、現在“App Store”からダウンロード可能。ただし、作成できるメモは500ページまでに制限されているので注意。制限を解除するにはアプリ内で1,300円でアップグレードライセンスを購入する必要がある。

基本的な書式を利用したテキスト形式の“ページ”を作成可能で、画像を挿入することもできる基本的な書式を利用したテキスト形式の“ページ”を作成可能で、画像を挿入することもできる

ノートブックやセクションを横断してメモを検索ノートブックやセクションを横断してメモを検索

メールによるメモの共有メールによるメモの共有

作成できるメモは500ページまで。制限を解除するにはアプリ内で1,300円(税込み)でアップグレードライセンスを購入する必要がある作成できるメモは500ページまで。制限を解除するにはアプリ内で1,300円(税込み)でアップグレードライセンスを購入する必要がある

 また、iPhone向けの「Microsoft OneNote for iPhone」も用意されており、同じくさまざまな環境とデータの同期が可能。当初は米国でしか利用できなかったが、現在では日本でも利用できる。こちらも作成できるページ数に制限があり、450円(税込み)でアップグレードライセンスを購入すれば制限を解除できる。

「Microsoft OneNote for iPad」

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
iOS 4.3以降(iPadのみ)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3(11/12/12)

「Microsoft OneNote for iPhone」

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
フリーソフト
【ソフト種別】
iOS 4.3以降
【バージョン】
1.3(11/12/12)

(柳 英俊)