NEWS(12/01/18 11:16)

「Cubase」の旧バージョンに同梱されていたVSTプラグイン集の第2弾が無償公開

シンプルなアナログシンセ「Neon」とテープディレイ「Karlette」を利用可能

 独Steinberg Media Technologies GmbHは9日(現地時間)、人気の統合型音楽制作ソフト「Cubase」シリーズの旧バージョンに同梱されていたVSTプラグイン「Neon」「Karlette」を「VST Classics Vol. 2」として公開した。Windows環境などのVSTホストアプリケーション上で動作するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上の「VSTHost」v1.52で動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「VST Classics Vol. 2」をインストールすると、指定したフォルダに「Neon」「Karlette」がインストールされ、VSTホストアプリケーションから利用可能になる。同社によると両VSTプラグインは、最新のOSで動作するようにバージョンアップされているとのことで、64bit版のアーカイブも用意されている。

「Neon」「Neon」

 「Neon」はポリフォニックのシンプルなアナログシンセサイザーで、2つのオシレーターとVCFフィルター、VCAモジュールを備えている。オシレーターは三角波、ノコギリ波、矩形波を生成でき、シンプルな分、扱いやすいのが特徴。

「Karlette」「Karlette」

 「Karlette」は、4トラックのテープディレイを再現したVSTエフェクト。4つの反響音が鳴るタイミングや音量、減衰のスピード、パンニングなどを個別に設定でき、MIDIのテンポにシンクロさせることも可能だ。

【著作権者】
Steinberg Media Technologies GmbH
【対応OS】
32bit/64bit版Windowsなど
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(12/01/09)

(長谷川 正太郎)