NEWS(12/02/08 17:14)
HTML5ベースのリモートデスクトップソフト「ThinVNC」がメジャーバージョンアップ
商用利用でも無償で利用可能に
米Cybele Software, Inc.は、HTML5技術を活用したリモートデスクトップ操作ソフト「ThinVNC」の最新版v3.0を公開した。64bit版を含むWinodows XP以降に対応しており、現在、作者のWebサイトから無償でダウンロードできる。
「ThinVNC」は、リモートPCのデスクトップ画面の描画に“canvas”タグ、通信には“WebSockets”を利用するなど、最新のHTML5技術が応用されているのが特長。そのため、専用のクライアントソフトではなく、HTML5に対応したWebブラウザーをそのままクライアントソフトとして利用できる。閲覧する側のOSやデバイスが自由なので、各自がノートPCを持ち寄る勉強会などでの用途に活躍しそうだ。
メジャーバージョンアップとなるv3.0では、商用利用でも無償で利用できるようになった。インストール直後は、すべての機能を30日間利用できる試用版として動作するが、無償で取得できるライセンスを登録すれば、試用期間後も利用し続けることが可能だ。
そのほか、サーバーのWebインターフェイスが見直され、前のバージョンよりも使いやすくなっている。WebブラウザーでサーバーPCへ接続すると、“Screen Sharing”“Remote Desktop”“File Transfer”の3つから、接続モードを選択可能。[Connect]ボタンを押せば、新しいウィンドウ(またはタブ)が開いて、接続が開始される仕組み。
- 【著作権者】
- Cybele Software, Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP以降(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- 試用版(30日間すべての機能を試用可能、無償の製品ライセンスを取得すれば試用期間後も継続利用可能)
- 【バージョン】
- 3.0