NEWS(12/02/28 15:56)
PCを無線LANルーター化する「Connectify」v3.3、D&Dでファイルの送受信が可能に
同じネットワーク上にある「Connectify」同士でファイルのやり取りが簡単に行える
米Connectifyは27日(現地時間)、無線LAN機能搭載のPCを無線LANルーター化できるソフト「Connectify Lite」の最新版v3.3を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すれば、Windows 7で追加された“Virtual WiFi”機能と“SoftAP”機能を利用して、1つの物理的な無線LANアダプター上へ、仮想アクセスポイント機能とルーター機能を同時に構築することが可能。PCを無線ルーター(ホットスポット)としてインターネット接続を共有できるというわけだ。基本的にWindows 7用のソフトになるが、パスワードなしの“Ad-Hoc Open”モードならば、Windows XP/Vistaでも利用可能。
最新版となるv3.3では、“Connectify Peers”機能が追加された。同じネットワーク上にある「Connectify」をインストール済みのPCを自動検出して、P2Pで接続する機能で、接続されたPCはメイン画面の[Client]タブにある“Connectify Peers”欄で一覧表示される。
また、ドラッグ&ドロップによるファイルの転送機能も新たに搭載。本ソフトで構築されたホットスポットや“Connectify Peers”を介した接続を行なっているPCは、本ソフトの[Client]タブに表示されるが、そこへファイルをドラッグ&ドロップすれば、当該PCへファイルを簡単に送信できる。送信できるファイルのサイズに制限は無いので、巨大なファイルの受け渡しにも便利。
ただし、受信側のPCにも「Connectify Lite」がインストールされている必要があるので注意。また、無償版となる「Connectify Lite」には、1日1転送の機能制限が設けられているとのこと。有償の上位版「Connectify PRO」(執筆時現在、価格3,338円)を利用すれば、ファイルの転送機能を無制限に利用できるほか、ファイルの共有機能などといった高度な機能も利用可能だ。
- 【著作権者】
- Connectify
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.3.0.23104(12/02/27)