NEWS(12/03/14 14:18)

「Firefox」v3.6.28が公開、全5件の脆弱性を修正

v3.6系は4月23日をもってサポートが終了、「Firefox 11」への早期アップデートを

 Mozillaは13日、Webブラウザー「Firefox」v3.6シリーズの最新版v3.6.28を公開した。

 本バージョンでは、メモリ安全性の問題や、JavaScriptをホームページとして設定することで特権昇格が可能になる問題など、全5件の脆弱性が修正されている。脆弱性の深刻度の内訳は、同社による基準で4段階中最高の“最高”が4件、上から3番目の“中”が1件。

 なお、延長サポート版(ESR)の提供開始に伴い、「Firefox」v3.6シリーズは2012年4月23日をもってサポートが終了する。そのため、一般ユーザーに対しては最新正式版「Firefox 11」、法人ユーザーに対しては延長サポート版「Firefox」へのアップデートが推奨されている。

お詫びと訂正:記事初出時、脆弱性の深刻度の記載に一部間違いがございましたので、当該箇所を修正いたしました。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.6.28(12/03/13)

(柳 英俊)