NEWS(12/03/15 12:06)
メニューバーの上にタブが表示されるようになった「Thunderbird 11」の正式版
深刻度“最高”の脆弱性5件なども修正
Mozillaは14日、メールソフト「Thunderbird」の最新正式版「Thunderbird 11」を公開した。最新版の主な変更点は、従来はツールバーの下に表示されていたタブをメニューバーの上に移動したこと。
また、さまざまなソフトと連携して新着情報などをポップアップで通知できるソフト「Growl」で本ソフトの通知が表示できないことがある不具合などが修正されたほか、全8件の脆弱性も修正された。脆弱性の内訳はMozillaの基準で深刻度が4段階中最も高い“最高”に分類されているものが5件、3番目に高い“中”に分類されているものが3件となっている。
なお、「Thunderbird 10」および「Thunderbird 11」のベータ版に搭載されていた、“AOL”や“Hover.com”などの新規メールアカウントを取得する機能は、正式版に実装されていない模様。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/Vista x64/7 x64など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0(12/03/13)