NEWS(12/05/25 14:29)
スペルチェック機能が強化された「Google 日本語入力」v1.5の開発版が公開
誤読である“ふいんき”と入力しても“雰囲気”へ変換できる
Google Inc.は24日、同社製日本語入力システム「Google 日本語入力」の最新開発版v1.5.1090.100を公開した。最新開発版の主な変更点は、誤入力を変換しようとすると変換候補の右側に“<もしかして>”と書かれた正しい言葉が表示されるスペルチェック機能が、漢字の誤読にも対応したこと。
これにより、“雰囲気(ふんいき)”と入力するつもりで“ふいんき”と入力すると変換候補に“<もしかして>”が付加された“雰囲気”が、“粗利益(あらりえき)”と入力するつもりで“そりえき”と入力すると“<もしかして>”が付加された“粗利益”が表示されようになった。
また、英数字を“壱”“弐”“参”といった大字の漢数字に変換する際に、もっとも上の桁が“1”だった場合、“壱”を省略しない仕様に変更された。たとえば、“1,980”を変換した場合、これまでは“千九百八拾”と変換されていたが、本バージョンからは“壱千九百八拾”と変換されるようになった。
さらに、文字を1文字だけ選択して再変換機能を利用した際は、変換候補にUnicodeの16進数によるコード番号を表示する機能も追加された。そのほか、Webから構築した辞書も更新されている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5.1090.100(12/05/24)