NEWS(12/06/26 16:38)
“Highly critical”の脆弱性を修正した「Winamp」v5.63が公開
CDのリッピング時にOgg Vorbis形式へ変換する機能を追加
米Nullsoft, Inc.は20日(現地時間)、マルチメディアプレイヤー「Winamp」の最新版v5.63を公開した。最新版の主な変更点は、セキュリティベンダーSecuniaにより深刻度が5段階中2番目に高い“Highly critical”と評価された脆弱性を修正したこと。
脆弱性の詳細は、AVIファイルやITファイルを開いた際にヒープベースのバッファオーバーフローなどが発生し、任意のコードを実行できてしまう可能性があるというもの。
さらに、CDのリッピング時にOgg Vorbis形式へ変換する機能が追加されたほか、AAC形式のエンコーダーで可変ビットレートを利用した際の最高の音質が“6”になった。また、“libpng”などのライブラリも更新されたほか、仕様変更や不具合修正が施されている。
本ソフトは、Windows Vista/7と同64bit版を含むWindows 2000以降に対応するフリーソフトで、執筆時現在、本ソフトの公式フォーラムからダウンロード可能。公式サイトからダウンロードできるのは、旧バージョンのv5.623となっているので注意してほしい。
- 【著作権者】
- Nullsoft, Inc.
- 【対応OS】
- Windows 2000以降(Windows Vista/7/Vista x64/7 x64を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.63(12/06/20)