NEWS(12/07/09 17:02)

インスタントメッセンジャー「Pidgin」v2.10.6が公開、1件の脆弱性を修正

南アフリカのチャットサービス“Mxit”のユーザーにのみ影響

「Pidgin」v2.10.6「Pidgin」v2.10.6

 マルチプラットフォーム・マルチプロトコル対応のインスタントメッセンジャー「Pidgin」の最新版v2.10.6が、6日に公開された。本バージョンでは1件の脆弱性が修正されている。

 脆弱性の内容は、インライン画像を含んだインスタントメッセージの処理にバッファオーバーフローを引き起こす不具合があり、最悪の場合、リモートから任意のコードが実行されてしまうというもの。なお、この脆弱性は、南アフリカのチャットサービス“Mxit”のユーザーにのみ影響する。

 「Pidgin」は、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
contributors to Pidgin, Finch, and libpurple project
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.10.6(12/07/06)

(柳 英俊)