NEWS(12/08/02 17:16)
高機能な3ペイン型RSSリーダーを搭載した「Sleipnir 3 for Windows」v3.6が公開
Webサービスの検索結果や記事リストなどを登録できる“Feed Central”機能を備える
フェンリル(株)は2日、同社製Webブラウザー「Sleipnir 3 for Windows」の最新版v3.6.0.4000を公開した。最新版の主な変更点は、「Headline-Reader plugin」の後継となる高機能な3ペイン型RSSリーダー機能“FeedReader”を搭載したこと。
“FeedReader”機能は、ブックマークバーの左端に追加された書類型のボタンを押すと利用できる。“FeedReader”機能を有効にすると、左ペインにRSSフィードのリスト、右上ペインにタイトルのリスト、右下ペインに本文が表示された3ペイン型のRSSリーダーが、Webページ表示部に現れる。ペインのレイアウトは、縦長のペインが3つ横に並ぶ“ワイドスクリーン”や、タイトルのリストと本文を1つのペインに表示する“コンパクト”へ切り替え可能。
“FeedReader”では登録したフィードをフォルダで分けられるほか、記事にラベルを付加して分類したり、“スター”をつけて強調できる。また、フィードを個別に登録するほか、OPMLファイルを読み込んで一括インポートしたり、“Google リーダー”から一括インポートすることが可能。
さらに“FeedReader”には、RSSが用意されていなかったり、探しづらいWebサービスの検索結果や記事リストなどをフィードとして登録できる“Feed Central”機能が搭載されている。Feed Central機能では、たとえばURLを指定して“Facebook”のウォールをフィード化したり、“Twitter”や“YouTube”“はてなブックマーク”“Flickr”“Instagram”などの検索結果をフィード化するといったことが可能。
そのほか、登録しているフィードのなかから指定したキーワードを含む記事を抜き出して表示する“検索フォルダ”機能や、「Headline-Reader plugin」譲りの細かい動作のカスタマイズ機能などを備える。
加えて「Sleipnir 3 for Windows」本体の機能では、WebページにRSSが設定されている場合にアドレスバーに表示されるRSSアイコンから、“FeedReader”や“Google リーダー”へRSSを登録することが可能になった。また、「Google Chrome」からログイン情報や拡張機能をインポートする機能が追加されたほか、表示中Webページをブックマークへ追加するアドレスバーの星形ボタンから“あとで読む”系サービスへ登録することが可能になっている。
さらに、内蔵するレンダリングエンジン“Webkit”のバージョンを537.1へ更新したほか、いくつかの不具合も修正されている。
本ソフトはWindows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.6.0.4000(12/08/02)