NEWS（12/08/07　16:14）

　ACCESSPORT（株）は7日、独自マーケットと連携可能なAndroid端末のコンテンツ管理ソフト「Tapnowβ版」v1.7.1.0を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、接続するAndroid端末はAndroid 2.1以降に対応している。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。

　「Tapnowβ版」は、PCにUSB接続したAndroid端末へ独自のマーケットからアプリをインストールしたり、Android端末内のコンテンツを管理できるソフト。本ソフトを起動した状態でPCへAndroid端末を接続すると、端末へ専用アプリ「Tapnow Market」と「Tapnow アシスタント」がインストールされて連携が可能になる。

　独自のマーケットでは無償アプリのほか有償アプリを購入してインストールできるほか、端末にインストールされたアプリをPC上からアンインストールすることもできる。また、月額課金で取り放題の着メロダウンロードサービスを利用することも可能。

　コンテンツの管理機能では音楽・動画・写真・電子書籍といったコンテンツを端末へ転送したり、移動・削除できる。また、PC内の動画ファイルを転送する際には、Android端末向けの解像度やファイル形式に変換することもできる。

　さらに、本バージョンからは端末に保存された連絡先の情報をPC上から編集可能。また、SMSでやりとりしたメッセージの管理機能が追加され、メッセージを削除・コピーしたり、PC上の操作で端末からSMSを送信できる。加えて、端末に表示されている画面をリアルタイムでPC上に表示する機能を備えており、画面を全画面表示したり、スクリーンショットを撮影することも可能。

　なお、本ソフトとAndroid端末を連携させるには、端末側の“アプリケーション設定”－“開発オプション”画面などにある“USBデバッグ”項目をONに有効化する必要がある。“USBデバッグ”を有効にしたままにするとセキュリティ上のリスクが高まるので、PCから切断したあとはOFFにすることを忘れないようにしよう。